フランチャイズで成功する方法

ラーメン業界はとても競争が激しく、熱い市場です。 昔から、飲食業界では「粉屋(麺類の職種)は儲かる」と言われてきました。 ラーメンは安い原価で商売をすることができます。 ラーメンの粗収益(売上から売上原価を差し引いた利益)は高いので、当たれば大きく儲かります。

また、ラーメン店の特徴のひとつは、客の回転が速いことです。 味が良ければ客足が途絶えることなく、数をこなすことで確実に儲けにつながります。 しかし、味だけでは店は成り立ちません。 ラーメン店を経営するには、経営ノウハウが必要です。 そして、ラーメン店の成功の条件は場所と人材の確保にあります。 ラーメン・フランチャイズチェーンに加盟することによって、個人で開業するよりも、いろいろなメリットを受けることができます。

飲食店にとっては「売れる場所」というものがあります。 「どんな場所でもおいしければ繁盛する」ということはありません。 地域の客層、商圏人口、周辺地域の状況などをマーケティングして成功する確率の高い立地を選ぶ必要があります。 マーケティング力のあるラーメン・フランチャイズチェーンに加盟することで、適切な立地での店舗確保や客層に応じたメニューを決定することができるでしょう。 店の質は従業員の質で決まります。 質の良い従業員を揃えることは「売れるための条件」です。 誰がやってもおいしければ繁盛するわけでもありません。 従業員の力量と感じの良さで、お店の回転やお客さんの店へのイメージが違ってきます。 ラーメン・フランチャイズチェーンのブランド力があれば、人材も集まりやすくなります。

また、ラーメン店にとっての不安材料は、競合店との兼ね合いです。 競合店との差別化もはからなくてはなりません。 開業までにするべきことはたくさんあります。 これらの開業から実務にいたるまでのプロセスと、開業後の経営も、フランチャイズチェーンに加盟することで効率的に行うことができます。 安定した経営をするためには、経営を学び、フランチャイザーのブランド力とマーケティング力をフル活用することです。

フランチャイズチェーン協会とは?

社団法人日本フランチャイズチェーン協会(Japan Franchise Association = JFA)は1972年にフランチャイズシステムの健全な発展を図ることを目的に設立された公益法人です。 フランチャイズチェーン協会に入会しているのは、日本の代表的なフランチャイザーやフランチャイズビジネスに関心を持つ企業です。 日本フランチャイズチェーン協会はフランチャイズシステムに関する教育研修や調査研究を行っています。 日本フランチャイズチェーン協会は、加盟店になろうとする方に対して、本部を知る方法や本部の選び方など情報をホームページ上にて提供しています。

フランチャイザー選びは、色々な媒体を利用して、どのようなフランチャイズチェーン本部があるかを知ることから始まります。 日本フランチャイズチェーン協会本部を知るための方法として、次のようなものを挙げています。

1.新聞・雑誌、刊行物
2.ショー・フェア
3.インターネット
4.フランチャイザー主催の説明会

日経流通新聞では月に数回、フランチャイズ加盟店募集広告を特集しています。 雑誌では、『FRANJA(フランジャ)』というフランチャイズ情報誌があります。 また、商業界という出版社が発行する『日本のフランチャイズチェーン』定期刊行物があります。 ショー・フェアは、有名なところでは日本経済新聞社主催の「フランチャイズショー&ビジネス・エキスポ」があります。 インターネット上には、さまざまなフランチャイズ検索サイトがありますが、日本フランチャイズチェーン協会でも「ザ・フランチャイズ」という検索サイトを提供しています。

日本フランチャイズチェーン協会は、本部を選択する基準として、日本フランチャイズチェーン協会の正会員から選ぶことを推薦しています。 日本フランチャイズチェーン協会の正会員は入会審査があり、資格を満たした企業のみが会員として登録しています。

フランチャイズ事例「ローソン」

ローソンではフランチャイズ店舗オーナーを募集しています。 ローソンのフランチャイズシステムは3つの契約タイプに分かれます。 FC-C5タイプとFC-Gタイプは土地や建物が用意できない方に、既存の店舗や新規オープン予定の店舗をローソン側が用意し、店舗オーナーとなるシステムです。 FC-B4タイプは、オーナーが土地と建物を用意し、また店舗建設と内装費用もすべて負担するシステムです。

ローソンのフランチャイズ店舗オーナーの役割は、3つあります。 一つ目は、クルー(アルバイト・パート従業員)を採用し教育して、人事の管理をすることです。 二つ目は、商品の発注をしたり、お店の販売促進を行うことです。 三つ目は、売上と経費の管理です。 ローソンの教育研修は充実していて、新店舗オープンまでに約三週間、オープン後も約二週間の研修があります。

ローソンでは本部と店舗を結ぶ情報管理システムがあり、店舗運営に必要な情報を店舗に提供することで万全のフォロー体制をとっています。 会計業務は本部が行いますので、店舗オーナーは経営に専念することができます。 スーパーバイザー(店舗巡回指導員)の存在も強い味方です。 スーパーバイザーは、いろいろな情報分析をして、店舗への運営に関する助言や指導を行ってくれます。

また、ローソンの物流システムは日配系の食品が1日3回、ドライ系食品と日用品は週6回と回数が多く、商品を安定して仕入れることができます。 ローソンでは全国各地で経営者説明会を開催していますので、まず説明会に参加して、フランチャイズシステムの概要説明を受けましょう。

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